今でもアマ無線は「趣味の王様」?

今でもアマ無線は「趣味の王様」? アマ無線局の免許人口がいくら減少したところで、 どんなにスマホやインターネットが進化したところで、 やはり、アマチュア無線は趣味の王様だ。 今でもアマチュア無線局を開設している一人一人には、 それぞれ独自の楽しみと続ける理由があるのだろうけど、 私は特に次のことに注目している。 人間は言葉を持ち、つねに誰かと話したいという 欲望を持ちながら生きる動物だということ。 アマ無線は手軽にその欲望を満たしてくれる格好の手段なのだ。 だからこそ、趣味の王様と言えるのだろう。 しかし、それだけで無線を楽しむには限界があることも確かだ。 アマ無線はいくら不特定多数の人が対象だと言っても、 おしゃべりをするためには、話題が必要なのだ。 用事があっておしゃべりする携帯電話とは大きく異なり、そこがアマ無線の大きな特徴だ。 話題がなければ、レポート交換と簡単な挨拶で終わるしかない。 何回も繰り返し、長続きの交信を望むのであれば、 どうしても話題を探す努力をしなければならないのだ。 一時期、爆発的に増えたアマ無線人口が急激に減ってしまった主たる原因は、 この話題探しに疲れてしまったということ以外には考えられない。 特別な事情がないかぎり、言葉を持つ人間がおしゃべりを嫌う筈なんてないのだから。 これからも話題を探す努力は続けたいのですが、これはとても難しい作業です。 通信内容には色々な制限があります。 かと言って毎回、毎回、そんなに楽しい話などある筈がありません。 さあ、皆さん、どんな話題にしますか?

滅びゆくモールスに共感と哀感と

老いてなお、モールス死なず、「野球」を語れ!