忘れられた夏至

忘れられた夏至 令和二年の夏至は忘れていた 珍しく忘れていた その存在を知ったのは暦(こよみ)の中 4,5日過ぎた時、初めて「あれ?」と意識した 夏至はどこへ行った カレンダーにその日を探す、 いつも意識していた月日の流れ  夏至を一週間も気づかないで過ごした 鈍感な自分がいる、 老いた自分がいる